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2012. 04. 27  
第8期 関西漢法苞徳之会勉強会
とき:平成24年4月22日(日曜日)第4日曜開催
am10:00~pm4:45
場所:森之宮医療学園専門学校(06-6976-6889)
  大阪市東成区中本4-1-8
  JR環状線地下鉄鶴見緑地線「森ノ宮」駅下車徒歩12分


聴講生・入会は随時可能です。
*免許既得者は1回2,500円で2回まで聴講可能。
*学生は3,000円で2回の聴講が可能(1回あたり1,500円)。



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●午前の部

am10:15~pm12:15
難経の臨床Ⅲ (福井仁照)
~七十四難の再考のつづき~
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前回のつづきからで
八木素萌先生の資料『74難の配穴原理論』『七十四難に関連して』より資料読みよその裏にある背景など
わかりやすく仁照先生がお話くださいました。
終始、笑いの耐えない?講座でしたが、八木先生の資料製作の1989年より、あまり変わっていない
『経絡的治療』の問題点がさらに浮き彫りになった感じです。

『経絡治療』と呼ばれる取穴方式の種々の配穴を見れば
「本治法」という部分では六十九難の原理を主なものとして
手足の五行穴を配分しています。それに七十五難も加えられているのは衆知のことです。
これは柳谷素霊師による配穴法を見れば一目瞭然です。

また「証」の決定には四診の主導的位置付けである脈診、「六部定位脈法」(難経が元ではないことは今では衆知のこと)による経脈変動の角度から病態把握の問題があります。
古典記載による、病症解析(病質・病位から治則選択)とは一致しているのか?
これには、本来体質の持っている偏症による「精気の調整」(補)による健康法的な、心地よく痛くない鍼と
具体的な疾病を要する治療とは、区別して論じられなければならなのではないではないか。

これには「気の所在」「邪の所在」とは大いに関連し配穴論につながっていきます。

そういう意味合いにおいても、この七十四難の配穴原理論は大きな意味をもっています。
 



●午後の部

pm13:10~pm13:40

プレスクール

古典の生理Ⅱ(向山高之)
~精と神について~
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今回は「三宝」とよばれる
「精」「気」「神」について

精:精・血・津液
気:宗気・栄気・衛気
神:魂・魄・意志

狭義の事から

同じ神でも広義(人の手によらないもの)と狭義(行動・はたらき)の区別に、男女の精から新しい精が誕生しそれが成長生殖といった先天の精と後天の精についての流れについてもお話くださいました。

男女の生命力と年齢との差をグラフに表していただいたことは、非常に解りやすかったです。

次回も期待です!




pm13:40~pm15:00

●実技

~基礎実技~
現代針法十七手技の臨床用法
杉山真傳流18手技     (福井仁照)   


~臨床研究科~
二之気の治療について再考 (利川鉄漢)



●講座
pm15:00~pm17:00

運気の基礎と臨床Ⅶ
~五運と六気の概要と復習:二之気の治療について~
                       (利川鉄漢)
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五運六気についての再度、基本的なことについての詳細と
太陰太陽暦についての認識を確認していきました。

暦では、今年は太陰暦では閏月(3月)となっていますので
太陽暦での季節のズレについての簡単な計算。
朔望月(29.53日)が1ヶ月になるので、×12で354日。
1年365日に対し、11日の差が生じ、3年で約1ヶ月のズレが生じるので、閏月(中気を含まない)を挿入して調整をしていること。

二十四節気についての求め方や1ヶ月に中気・節気が必ず含まれることなど。

基本的なおさらい。


天元紀大論第六十六より

天の陰陽-風・寒・暑・湿・燥・火の六気=三陰三陽…地支 陰陽
地の陰陽-木・火・土・金・水の五行=生長化収蔵…天干  剛柔

という基本的な部分から

馬蒔の解説から
五運は陰に属し、地を主る…五運は五臓に化し内に連る。
六気は陽に属し、天を主る…六気は六腑・十二経に化し、外に連る。
の解説。

今年の運気から
木運大過歳:病は飧泄・注下・腸鳴・腹満などの木剋土
     治則は、瀉肝補脾方薬

二之気の基本ベース:病は咳喘・血溢など
         治則は降下潤肺で、麦門冬湯加味

太陽司天の基本ベース:寒気と湿気のために肌肉が萎縮し足がなえる。
          下痢・出血などで、二之気では陽気が体内に鬱積する

などというモデル群が浮かび上がってくる。
方法論としては、難経が使いやすい。


運気論の誤解として、石田秀美先生のご著書より
・宿命論的理解をされやすい
・運気論に記述されているのは、あくまでも現実の気の循環を
 認識するための、いくつかのモデル群。
◎発病の日と誕生日の干支のみから証と方剤の決定『傷寒法』の批判。

また宿命的解釈は運気論によって否定されていること。
・自然のめぐりにズレがあること(六元紀大論)
・同一地域でも地勢の高下や経緯の差、水利などによって自然の運・気が異なる。
                       (五常政大論)
・気の変動は一定でない(気交変大論)


参考にし、鵜呑みにせず、原典批判のもとで臨床に当たらなければならないと思うしだいです。



~追記~
当会で販売している書籍です。
会員と聴講のみの販売となります。(通販不可)

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考証シりーズ!

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温病系!

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内経医学会刊行本!




*免許既得者は1回2,500円で2回まで聴講可能。
*学生は3,000円で2回の聴講が可能(1回あたり1,500円)。
*本会の講義の全ては個人の録音を禁止しています。


~苞徳之会趣旨~

私たちはともに研鑽を重て、
* 臨床カンファレンスのできる力を養おう
* 伝承技術を正しく継承し発展させよう
* 漢法医学に基づく基礎の確かな臨床家になろう
* 古典の確かな読解力を身につけよう
* 広い心と視野とで種々の臨床的手法を把握しよう
以上の5項目を実践し
『素問』『霊枢』『難経』に基づき、『傷寒論』『温病学』『現代中医学』をも学び
また日本の漢法鍼灸医学を継承した
<基礎の確かな>
<医の心のシッカリした>
鍼灸臨床家を目指した研修を図るものである。



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プロフィール

関西漢法苞徳之会

Author:関西漢法苞徳之会
『素問』『霊枢』『難経』に基づき、『傷寒論』『温病学』『現代中医学』をも学び
また日本の漢法鍼灸医学を継承した
<基礎の確かな>
<医の心のシッカリした>
鍼灸臨床家を目指した研修を図るものである。

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