--. --. --  
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2012. 07. 26  
第8期 関西漢法苞徳之会勉強会
とき:平成24年7月22日(日曜日)第4日曜
am10:00~pm4:45
場所:森之宮医療学園専門学校(06-6976-6889)
  大阪市東成区中本4-1-8
  JR環状線地下鉄鶴見緑地線「森ノ宮」駅下車徒歩12分


聴講生・入会は随時可能です。
*免許既得者は1回2,500円で2回まで聴講可能。
*学生は3,000円で2回の聴講が可能(1回あたり1,500円)。



旧ブログはコチラ→ココ

lTODh.gif




●午前の部

am10:15~pm12:15

難経の基礎Ⅴ
~十四難 損至の脉~ (福井仁照)


20127月例会1

DSCF2686.jpg

十四難の損脉、至脉について『難経集註』の輪読をおこない
八木素萌先生の「十四難丁徳用・注の表」の資料読みとその解説をおこないました。

難経を臨床的に運用する際に、臨床面から解釈された日本の『難経古義』があり
それをそのまま使った中国の『難経今釈』あります。

それに運気(四季・四時)の運用が重要で、旺壮死囚休といった
バイオリズムの運用では六十九難を
未病と時季の治療では七十五難の運用が大事になります。

その代表的なものが積聚で
積気=積もる→背兪穴(病陰にあれば陽に取れ)
聚気=集→腹部=募穴(病陽にあれば陰に取る)といったものです。

本題の十四難ですが
損脉:遅脉
至脉:数脉
「損」や「至」は過程をあらわしているものなのでこの字を使用していると思われる。
また、損は遅、内傷病。至は数、外感病という解釈も。
「経」という字の読みでの注意で、「経脈」「経絡」という解釈のほかに
「常」という読みもありますので注意。
鍼灸家はなんでもかんでも「経絡」または「内経」の方へ結びつけたがる傾向にありますから。

離経(日常とはちがう)
奪経(回復しにくい状態)
死 (予後不良)
命絶(やがて死ぬ)という風にみればわかりやすいでしょう。

丁徳用、注での五行穴の運用もまた違う意味で参考になると思います。
五行穴の運用にはいくつもの運用があって、固定化した考えは臨床ではしない方がいいですね。

次回は、十四難「脈有一呼再至一吸再至有~」からです。



●午後の部

pm13:00~pm13:30

プレスクール
治則治法Ⅲ (稲垣健太郎)

DSCF2689.jpg


お灸の補瀉のお話から、上北先生のお話でつい盛り上がってしましました。
それは「無二膏」。
リンクのご説明通りです。

ぜひお試しあれ!





pm13:40~pm15:00

●実技

~基礎実技~
現代針法十七手技の臨床用法
杉山真傳流18手技

DSCF2691.jpg
        
基本実技にて、鍼枕にて杉山真傳流の手技を実演中です。 


~臨床研究科~
三之気の治療について再考

DSCF2690.jpg

湿熱の処置について、配経・配穴の例を説明中。



●講座
pm15:00~pm17:00

温病の基礎と臨床Ⅸ
~暑病について続き~ (利川鉄漢)

DSCF2696.jpg

前半は、八木先生が日ごろよくおっしゃっておられた
「戦後の漢方は日本が元祖なんだぞ」ということで
ちょっと医史学的なお話を。
その裏付となるのが、やはり文献考証となりまして
これまたちょっとお時間のかかる作業。
最近はいろんなところで事情にお詳しい先生方がおられたり
医史学系の研究もかなり進みましたから、大変助かります。

文献の流通と書かれてある内容などに関して
都合の良いところだけをクローズアップし、都合の悪いところは
隠し、また証拠隠滅?までおこなうのはあまりよろしくないです。
それを知らずして、漢方・鍼灸をおこなっていることは
非常に残念でもったないことです。
現代中医学が元祖ではなく(政治的意味合いが強い)
また日本のパターン化されてしまった、それ以上学ぼうとしない
それが一番良いと思っている治療が良いわけでもなく
医史学的にみれば、ハッキリわかることで、学派・流派、日本・韓国・中国とこだわる必要はありません。
結論として、日本の影響が強いというかほとんどということです。

後半は「湿熱病」に関して『温病条弁』より話題提供でした。
湿熱においては、衛気栄血弁証よりも
初期の湿熱病症が衛分・気分病症とが混雑しており
湿熱の性質上、瀰漫性をとるので三焦弁証が出来上がってきた。
上中下焦に区分され、それぞれに湿温という形で
条弁には記述されてまとめられています。

また湿熱病の禁忌として
「汗之則神昏耳聾、甚則目瞑不欲言」《温病条弁:上焦篇第四十三条》
「下之則洞泄」《同》
「潤之則病深不解」《同》とし

発汗過多は「傷寒」の誤り
攻下過多は「中満」の誤り
滋補は「陰虚」の誤りとしている。



*免許既得者は1回2,500円で2回まで聴講可能。
*学生は3,000円で2回の聴講が可能(1回あたり1,500円)。
*本会の講義の全ては個人の録音を禁止しています。


~苞徳之会趣旨~

私たちはともに研鑽を重て、
* 臨床カンファレンスのできる力を養おう
* 伝承技術を正しく継承し発展させよう
* 漢法医学に基づく基礎の確かな臨床家になろう
* 古典の確かな読解力を身につけよう
* 広い心と視野とで種々の臨床的手法を把握しよう
以上の5項目を実践し
『素問』『霊枢』『難経』に基づき、『傷寒論』『温病学』『現代中医学』をも学び
また日本の漢法鍼灸医学を継承した
<基礎の確かな>
<医の心のシッカリした>
鍼灸臨床家を目指した研修を図るものである。



人気ブログランキングへ  ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村




スポンサーサイト
プロフィール

関西漢法苞徳之会

Author:関西漢法苞徳之会
『素問』『霊枢』『難経』に基づき、『傷寒論』『温病学』『現代中医学』をも学び
また日本の漢法鍼灸医学を継承した
<基礎の確かな>
<医の心のシッカリした>
鍼灸臨床家を目指した研修を図るものである。

最新コメント
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。